2016年8月2日火曜日

オカリーナと上山とスイカの相性は抜群でした!



ecoleのイベントでは恒例となってきた、岡山県美作市上山のいちょう庵にお邪魔させていただきました。










今回は上山の「山の音に耳を傾ける」というテーマで、オカリーナ奏者の軽部りつこさんを講師にお迎えしました。

一足早く現地入りして、リハーサルでオカリーナを吹かれていたのですが、その音色が風景にマッチしてとても幻想的でした。 






オカリーナの語源はイタリア語で「小さなガチョウ」を意味しているらしく、その名の通り形がガチョウの体みたいですね。





そうしている間に続々子どもたちが集まってきました。まずはいちょう庵の中から始まります。




「家の中で目をつむって、音を聞いてみよう。どんな音が聞こえるかな?」





「今度は外に出て、音を聞いてみよう。どんな音が聞こえるかな?」




「家の中と音が違う!」

「セミの音が聞こえる!」

「ヤギの鳴き声が聞こえた!」

田舎の風景を視覚ではなく、聴覚で感じる。

子どもたちにも新鮮な体験だったようです。






そして、子どもたちにオカリーナを一人一つずつ配りました。

すると彼らにも、簡単に音を出すことができました。子どもたちは大喜び!






軽部さんが、オカリーナで「ホーホケキョ!」本物そっくりのウグイスの鳴き声です!




これには子どもたちも、びっくり!

「僕もやりたい!やりたい!」  「どうやるん?」














そこからみんなで持ち方からの練習。

でも、やっぱりウグイスは難しいよね〜



そして、みんなで山の音採集のためにおさんぽに出かけました。

おさんぽでは、畦道や川の近くで止まったりして、どんな音が聞こえるか

話ながら、歩いて行きました。












上山にはいろんな発見があります。

「あ、木にブランコがくっついてる!」

「タマムシ発見!!」









おさんぽから帰ってきたら、みんなでスイカを食べました!



なんとここでは、スイカの皮を棚田に向けて投げても良いということで、スイカの種飛ばし&皮投げ遊びが

始まりました!街中では絶対に怒られますね〜(笑)






あらゆるものを、温かく寛容に包み込んでくれる上山の環境は、人、風景ともに魅力があります。



また来たいといつも思わせてくれる上山のすべてに感謝です!(この虹は上山からの帰りに撮影したものです。)






イベントが終わって参加者の方から連絡があり、子どもが家でも目をつむって音を聞いていると報告がありました。「家の周りにはヒグラシがいない〜」とのことでした(笑)





動画 板野年克

画像 テキスト 花田洋通

2016年のecoleの活動は国立青少年教育振興機構の助成を受けて活動しています。