2013年5月23日木曜日

春の棚田おさんぽ会報告




世間では「消費者」という言葉はよく耳にします。「消費者の立場から~」と言われると妙に説得力があったりします。モノが溢れ、お金を出せば何でも買えると思い込めるくらいに世の中は消費を促しています。

では「幸せ」は消費をすることで手に入るのでしょうか?

お金の価値を知らなかった子どものころを思い出してみましょう。
彼らにとっての「楽しい!」はなんだったでしょうか?


         


未知のことにドキドキして、憧れのヒーローのまねっこをする。
虫や花を見つけては自分の中の世界でお話を作る。他愛もないことかも
しれませんが彼らはそれだけで満足でした。

消費の概念を持たない彼らは常に、世界を生み出している「生産者」です。

自分で生み出すことは、頭を使って考えないといけませんが、その過程はとても
エキサイティングでドキドキします。子どもたちはそれを毎日楽しんでいるんですね。


私たちecoleのメンバーは皆、クリエイターという「生産者」です。
大人の立場から、「地域×アート×教育」をキーワードに関わる人が「幸せ」と感じる
「遊び」を提案していきたいと考えています。